京都 錦市場

奈良と並ぶ「古都」として有名な京都には「おばんざい」という「日常の惣菜」を表すことばがあり、この意味が示すように庶民の台所としても有名です。
そのひとつ、京都市中京区の目抜き通り・四条通の一本北にある「錦市場」は、乾物や漬物なども含め126店舗からなる商店街として、観光客などでもにぎわいます。

●錦市場とは
その昔、井戸水は冷蔵庫代わりに使われていましたが、1615年、貴重な地下水を有するこの地は江戸幕府から「魚問屋」の称号を受け、以降「魚市場」として栄えました。
その後、昭和の時代に入り、「京都中央卸売市場」ができたのを機に現在の姿へと移り変わっています。
1993年に完成した朱・緑・黄のあざやかなアーケードに覆われた商店街は約390mあり、道幅3.25~5mの空間での買い物は「京の台所」を存分に楽しめます。

●錦市場で人気の食材
2006年、経済産業省選定の「がんばる商店街77選」のひとつとして、全国的にも名高い錦市場は、新鮮な食材にこだわる料亭や旅館などからも人気があります。
また、京都名物の鱧、アマダイ、琵琶湖産の淡水魚や、京野菜、京漬物、豆腐を使った湯
葉や麩などの食材を買い求める人たちでもにぎわいます。

●錦市場の魅力
「にしき」の愛称で親しまれる「錦市場」は、京都府内の商店街で初めて商標登録したことでも話題になっています。
また、イタリア・フィレンツェは、1965年以来、交流を続けてきた京都市の姉妹都市ですが、錦市場は、2006年、フィレンツ市公設中央市場・通称「サン・ロレンツォ市場」と友好提携を結びました。
イタリア発祥の「スローフード運動」を紹介するイベントは、錦市場を代表するイベントとして、ワイン試飲やトスカーナ伝統料理の試食などが楽しみのひとつです。

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